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長年の首の痛みが、実は「毎日飲むコーヒーと胃の不調」から来ていた話【50代男性の症例】

はじめに:「マッサージしても、すぐ痛みが戻る…」

「何年も首の痛みが取れなくて…」

当院には、こうした慢性的な首の不調に悩む患者様が数多くご来院されます。

今回ご紹介するのは、50代・デスクワークの男性患者様のケースです。

首や肩の筋肉をしっかり緩めると、施術直後は「あ、少し楽になりました」とおっしゃるものの、次回のご来院時には「また同じ痛みに戻ってしまう」という状態を繰り返していました。

なぜ、首の筋肉を緩めても痛みが戻ってしまうのか?

原因を探るために生活習慣を詳しく伺っていくと、ある「意外な原因」が浮かび上がってきたのです。

原因は「1日5〜6杯のコーヒー」と「胃の不調」?

患者様に日頃の生活リズムをお聞きしたところ、デスクワーク中に毎日5〜6杯ものコーヒーを飲み続けていることがわかりました。

さらに、「たまに胃が荒れたり、胸やけ(逆流性食道炎のような症状)が起きたりすることがある」とのこと。

実は、この「胃の荒れ・内臓の緊張」こそが、首の痛みを引き起こしていた元凶だったのです。

【解剖学的に解説】なぜ「胃の不調」で「首」が痛くなるのか?

一見関係なさそうな「胃」と「首」ですが、体の神経ネットワークを通じて深くつながっています。

①胃の荒れが「迷走神経」を緊張させる
胃などの内臓をコントロールしているのは「迷走神経」という大きな自律神経です。コーヒーの過剰摂取などで胃が荒れ刺激され続けると、迷走神経を通じて脳や神経系に常に緊張信号が送られます。

②神経の緊張が「硬膜(こうまく)」へ伝わる
迷走神経の緊張状態が続くと、脳や脊髄を包んでいる「硬膜」という膜にも緊張が伝わります。

③「頸椎2番」と「後頭下筋群」が固まる
この硬膜は、首の骨の上のほうにある「頸椎2番(C2)」に強く付着しています。硬膜が緊張して引っ張られることで、首の根元にある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という筋肉がガチガチに固まってしまいます。

つまり、「胃が荒れる ➜ 迷走神経の緊張 ➜ 硬膜の緊張 ➜ 頸椎2番・後頭下筋群の緊張 ➜ 頑固な首の痛み」という悪循環が完成していたのです。

これでは、いくら首や肩の筋肉だけを外から揉んでほぐしても、元をたどれば胃からの緊張信号が消えていないため、すぐに痛みが戻ってしまうのは当然だったのです。

当院のアプローチと患者様の変化

原因が判明したため、今回は首への施術だけでなく、以下の2つのアプローチを行いました。

【施術】胃(内臓)に対する調整
緊張して硬くなっている胃まわりの組織をやさしく整え、迷走神経への過剰な負担を解放します。

【生活習慣のアドバイス】コーヒーの量を一定期間減らしてもらう
施術効果を持続させ、胃の負担を減らすために、1日のコーヒーの量を制限していただくようお願いしました。

その結果……

あんなに数年間抜けなかった慢性的な首の痛みが、すっきりと解消されたのです!

まとめ:改善するなら「内臓」と「生活習慣」の両面から

首が痛いからといって、原因が「首そのもの」にあるとは限りません。

何年も首の痛みが取れない

マッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまう

普段からコーヒーをよく飲む、胃の調子・消化器の不調を感じることがある

もしこれらに心当たりがあるなら、あなたの首の痛みも「内臓からの SOS」かもしれません。

徒手療法で内臓も含めた体全体のバランスを整えることはもちろん大切ですが、それと同じくらい「日頃の生活習慣(飲み物や食事など)を見直すこと」が根本改善には欠かせません。

「どこに行っても首の痛みが良くならない」とお悩みの方は、ぜひ一度、久留米まどか匠整骨院にご相談ください。

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